カナリヤ

Lyrics

ありふれた毎日が 懐かしくなるほど
 くすぶり沈む夜に揺れる
 花を見つめていた
 人いきれの中を あなたと歩いたこと
 振り向きざまに笑う顔を
 何故か思い出した
 カナリヤが鳴きだす四月の末の
 誰もが忘れていく白いプロムナード
 あなたの指先が震えていることを
 覚えていたいと思う
 ♪
 いいよ あなたとなら いいよ
 二度とこの場所には帰れないとしても
 あなたとなら いいよ
 歩いていこう 最後まで
 ♪
 転げ落ちて割れた グラスを拾うあなた
 その瞳には涙が浮かぶ
 何も言わないまま
 カナリヤが消えていく五月の末の
 木の葉が響き合う湖畔の隅っこ
 あなたを何より支えていたいと 強く 強く 思う
 ♪
 いいよ あなただから いいよ
 誰も二人のことを見つけないとしても
 あなただから いいよ
 はためく風の呼ぶ方へ
 ♪
 あなたも わたしも 変わってしまうでしょう
 時には諍い 傷つけ合うでしょう
 見失うそのたびに恋をして
 確かめ合いたい
 ♪
 いいよ あなたとなら いいよ
 もしも最後に何もなくても
 いいよ いいよ いいよ
 ♪
 いいよ あなただから いいよ
 誰も二人のことを見つけないとしても
 あなただから いいよ
 歩いていこう 最後まで
 はためく風の呼ぶ方へ
 

Audio Features

Song Details

Duration
04:58
Key
5
Tempo
86 BPM

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