月に吠える

Lyrics

路傍の月に吠える
 影一つ町を行く
 満ちることも知らないで
 夜はすっと深くまで
 気が付けば人溜まり
 この顔を眺めている
 おれの何がわかるかと
 獣の振りをする
 一切合切放り出したいの
 生きているって教えてほしいの
 月に吠えるように歌えば嗚呼、鮮やかに
 アイスピックで地球を砕いてこの悪意で満たしてみたいの
 月に吠えるように歌えば
 嗚呼、我が儘にお前の想うが儘に
 ♪
 青白い路傍の月
 何処だろう、と人は言う
 誰にも見えていないのか
 この醜い獣
 指を差した方へ向く
 顔の無いまま動く
 何かがおれを見ている
 波止場のあの影で
 一切合切信じていないの
 誰もお前に期待していないの
 月に吠えるように歌えば嗚呼、鮮やかに
 硬いペンを湖月に浸して波に線を描いてみたいの
 月に吠えるように歌えば嗚呼、艶やかに
 時間の赴くままに
 ♪
 あぁ 皆おれをかわいそうな病人と、そう思っている!
 ♪
 一切合切放り出したいの
 ま、まだ世界を犯し足りないの
 月に吠えるように歌えば、嗚呼鮮やかに
 アイスピックで頭蓋を砕いて温いスープで満たしてほしいの
 月に吠えるように歌えよ
 嗚呼、喉笛の奥に住まう獣よ
 この世界はお前の想うが儘に
 ♪
 路傍の月に吠える
 

Audio Features

Song Details

Duration
04:25
Key
7
Tempo
120 BPM

Share

More Songs by ヨルシカ

Albums by ヨルシカ

Similar Songs