春風

Lyrics

「ねえねえ朝よ。もう起きて」
 無機質なベルを指でなぞる
 目覚めて目醒めて
 さあ乗り込む
 鉄の箱胃袋にゼリー入れ
 心配なんてかけぬように
 この街の好きなとこ見つけて
 故郷の方角になびいてる木々を羨んで
 くわえた親指から飛ばしてみる
 届けて
 春の風に
 紛れて舞い込み
 安らぐように
 届けて
 春風吹く街の
 春のような貴方へ
 ♪
 「さあさあまだよ。これからよ」
 皺混じりの声空耳した
 南から僕の頬を乾かした
 この風は何処へゆくの
 ♪
 春の気を纏う
 貴方の口の
 端が上がりますようにと
 願い
 春の風に
 頼りない
 希望も
 化けるように
 この街の話の下に一行
 「次に帰った時にゆっくり話すね」
 と付けて
 届けて
 春の風に
 紛れず心に
 笑み増すように
 届けて
 春風吹く街の
 春のような貴方へ
 いつか僕の声で
 

Audio Features

Song Details

Duration
03:13
Key
3
Tempo
99 BPM

Share

More Songs by sumika

Albums by sumika

Similar Songs