三時のキス

Lyrics

永遠とか無限じゃなく
 限りのあるものだと知らずに
 ただ無邪気に口にしてた愛
 食べ切れなくて捨てた
 君の好きと僕の好きは
 たぶんわずかに重さが違ってさ
 重ねるたび釣り合わなくなり
 やがて崩れ落ちた
 最後のキスは
 吐き出す前の
 風船ガムの
 味に似ていた
 一人分の愛を二人で分け合う
 いつも君のほうが少なくて
 我慢してたよね 気づかなくてごめんね
 ごめんね ごめんね
 ♪
 アスファルトに影が伸びて
 茜空にサイレンが響く
 日が沈む前に帰らなくちゃ
 繋いだ手が解けてく
 「また会えるよね」
 言いかけた言葉は
 飴玉のように
 溶けて無くなる
 一人分の愛を二人で分け合う
 いつも僕ばかりもらってたのに
 大事なことさえ伝えられずにごめんね
 ごめんね ごめんね
 足りないひとつを差し出してくれた
 あのときちゃんと「ありがとう」って言えたらな
 その味は今でも
 唇からずっと消えない
 当たり前のように明日が来ること
 信じて疑いもしなかった
 サヨナラの意味に気づかなくて
 小さな背中を見ていた
 一人分の愛を二人で分け合う
 甘さもほろ苦さも分け合った
 それが幸せと気づかなくて
 今さら涙が零れた
 君からもらった
 カケラを握りしめて
 ねえ、今なら言えるよ「ありがとう」
 

Audio Features

Song Details

Duration
04:40
Key
5
Tempo
184 BPM

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